
特産の納豆を添えたそうめんをふるまうイベントが水戸市で開かれました。

「納豆のまち」として知られる水戸市は、去年の1世帯当たりの納豆の購入額が全国5位と、9年前を最後に首位を明け渡していますが、返り咲きを目指して7月10日を「納豆の日」と条例で定めるなど、消費拡大を図っています。
地元の商工会議所は、去年から「納豆納涼祭」と銘打ったイベントを開き、ことしは多くの家族連れなどが会場の市民会館の広場に集まりました。

特に夏場に消費量が減るということで、会場では特産の納豆とオクラを添えた涼しげなそうめんが200食分、無料でふるまわれました。
市内の30代の女性は「おいしいです。納豆は栄養があるので、これからもそうめんと一緒に食べたいです」と話していました。

会場では「わら納豆」も無料で提供されたほか、わらの中の納豆の量を当てるクイズコーナーもあって、参加者がはかりの上にのせたカップに想像した量の大豆を入れていました。
実行委員長を務めた水戸商工会議所常議員の本田真人さんは「ご家庭でさまざまな冷たい食べ方を楽しむなど、1日1回は納豆を食べていただきたい」と話していました。