「お正月 もし餅がのどに詰まったらどうするか
お正月は餅を食べる機会が多くなります。しかし、餅がのどに詰まって息ができなくて亡くなる人も多くなります。消費者庁によると、2018年と2019年に餅が詰まって亡くなった人の43%が、1月に亡くなりました。特にお正月の3日の間に亡くなる人が多くいました。
大阪市の消防局の人は、もし餅がのどに詰まったらどうするか教えています。食べた人が声を出すことができなかったら、周りの人が背中をたたいて餅を出すようにします。手のひらで強く続けてたたきます。
後ろからおなかを抱えて強く引き上げるやり方もあります。しかし、これはおなかに赤ちゃんがいる人や、赤ちゃんにしてはいけません。
年を取ると物を飲み込みにくくなるため、餅がのどに詰まりやすくなります。認知症の人は餅を大きいまま食べようとすることもあるため、周りの人が気をつける必要があります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231227/k10014301041000.html