제목   |  2019年は「賀正ラーメン」で食べ始め! 작성일   |  2019-01-02 조회수   |  2702

 

 

 

2019年は「賀正ラーメン」で食べ始め!

 

 

 

 

                                                       

 

 

 

 

正月の食べ始めは「ラーメン」で!

 平成最後の年となる平成31年、2019年が幕を開けた。家庭でのんびりと過ごしながら、おせち料理にお雑煮など正月ならではの料理に舌鼓を打つのは、いつの時代も変わることはない。そして初詣に出掛けた帰り道、何かを食べて帰ろうかということになる。今年最初の外食、言わば「食べ始め」である。

 私のような食に関する仕事でなくとも「一年のはじめにどこで何を食べるか」を考える人は少なくないだろう。やはり年始には美味しいものを食べて新しい年のスタートを切りたい。しかし正月から空いている店で、かつ美味しくて満足度の高い店を探すのも難しい。そんな方にお勧めしたいのがズバリ「ラーメン」だ。

 ラーメン店は他の飲食店と較べても元日から営業している店が少なくない。そして多くのラーメン店が正月ならではの「賀正ラーメン」(これはあくまでも私が勝手につけた名前だが)を提供している。ラーメン店の多くは通常のラーメンのほかに、手間ひまをかけて創意工夫を凝らした「限定ラーメン」を提供しているが、その限定ラーメンの中でも正月に提供する「賀正ラーメン」は、特に並々ならぬ気合いが入ったものが多いのだ。

 

 

三が日日替わりで提供する『凪』

 国内に13店舗展開し、さらに海外にも出店を重ねている煮干しラーメンの人気店『ラーメン凪』では、社長の生田智志さんをはじめとする創業メンバーが、毎年三が日に日替わりで限定ラーメンを提供して人気を集めている。

今年も例年通り、1日~3日の三が日に日替わりで限定ラーメンを提供。普段は煮干しラーメンが人気の凪だが、煮干しを用いながらも通常とは異なる作り手の個性が生かされたユニークなラーメンが登場する。

 初日となる元日は生田さんが創作した、鹿と煮干しによる「大将生田のはじめてのジビエ~鹿ラーメン2019~」(1,200円)。鹿骨で取った清湯スープに、鹿肉チャーシューや鹿肉ミンチを乗せたジビエラーメンを提供。2日は創業メンバーの夏山宣明さんが作る、牛テールと煮干しの「てーるにぼしラーメン」(1,200円)、さらに3日は創業メンバーの西尾了一さんが作る、比内地鶏と煮干しを使った「新年の西尾中華そば」(1,000円)がそれぞれ提供される予定だ。

 なお、販売は系列の『凪太郎(旧Happy Pho』(東京都新宿区西新宿7-19-21)のみで、各日とも11:00頃~15:00頃までとなっている。いずれも数量限定なので売り切れの場合は早めに閉まることもある。

 


「練り物」にフォーカスした『灯花』

 店舗ごとに異なるコンセプトで人気を集める『灯花』でも賀正ラーメンを提供している。いち早く「鯛」に注目して鯛ラーメンブームを牽引してきた『鯛塩そば灯花 本店』(東京都新宿区舟町12-13)で提供されるのは「日本の練り物のチカラ」(1,200円)。

従来より動物系素材を使わないラーメンに挑戦してきた灯花だが、今回のラーメンもスープには動物系素材を使っていない。動物の骨などの代わりに出汁の素材として使っているのがなんと「練り物」。焼きチクワをメインに、薩摩揚げやハンペン、カニかまなどの練り物を入れてスープを取るという大胆かつ意欲的な試み。上に乗せる具材も豆腐のワンタンや春菊、大根の葉、白沢庵、サヤエンドウなどの非動物系素材で統一した。販売は『鯛塩そば灯花 本店』のみで、2日と3日の2日間限定。各日とも11:00~25食の売り切れまでとなっている。

 また、系列店の『京紫灯花繚乱』(東京都新宿区四谷4-7)で提供されるのは「黒毛和牛のトリュフ塩そば」(1,280円)。牛スジ、牛バラ、牛脂とタマネギで取ったスープに、ローストビーフや牛バラ肉塩煮込みを乗せて、トリュフペーストで贅沢に仕上げた逸品。販売は『京紫灯花繚乱』のみで、3日~5日の3日間限定。各日とも11:00~20食の売り切れまでとなっている。

 

 

「神田明神」とコラボレーションした『麺屋武蔵』

 1996年の創業以来、他にはない創作意欲あふれるメニューでラーメン業界を牽引し続ける『麺屋武蔵』。今ではどこのラーメン店でも当たり前になっている「限定ラーメン」をラーメン業界にいち早く根付かせた先駆的存在でもある、麺屋武蔵の賀正ラーメンも圧巻の存在感。

秋葉原にある『麺屋武蔵 巌虎』(東京都千代田区外神田1-3-9)は、チャーシューベーコンで人気の店。こちらの賀正ラーメンは、江戸時代の「江戸総鎮守」として知られ、秋葉原の氏神様でもある『神田明神』とのコラボレーションによる「2019年 海老詣つけ麺」だ。

 なぜ神田明神という神社とラーメン店がコラボレーションしたのか。「同じ秋葉原にあり、商売繁盛で知られ多くの財界人も訪れる神社なので、商売繁盛をテーマにしたら面白いのではないかと思い実現しました」(麺屋武蔵 代表取締役 矢都木二郎さん)

 つけダレは濃厚な動物スープに縁起の良い食材である「海老」を大量に投入し、さらに海老油で海老感を強めたもの。具材には紅白なます、金の味玉、海老チリ、3種の海老パウダーとお正月らしく縁起の良いものを揃え、さらに麺とつけダレは大小二つの枡を使うことで「益々商売繁盛、益々繁栄」の願いを込めているという。

干支にちなんだ「イノシシラーメン」も登場

さらに『麺屋武蔵 新宿総本店』(東京都新宿区西新宿7-2-6)と『麺屋武蔵 武骨相傳』(東京都台東区上野6-11-15)では、2019年の干支「亥」にちなんでイノシシを使ったつけ麺とラーメンを正月限定で提供する。

 新宿総本店で8日から提供されるのは「新春・亥つけ麺」(1,300円)、上野の武骨相傳で10日から提供されるのは「新春・亥ら~麺」(1,300円)。いずれも一日20食限定で、イノシシの在庫終了までの販売が予定されている(2週間程度)。

 2019年はラーメン店による渾身の「賀正ラーメン」で食べ始めを。年末の「年越し蕎麦」のような正月の食文化として根付くことを祈りつつ。

 

 

 

 


リンク:https://news.yahoo.co.jp/byline/ymjrky/20190101-00109834/
 

 

 

 

 


【単語】

 

 

 

 

1.  賀正 :  (「正」は年の初めの月) 新年を祝うこと。現在では、年賀状や新年を祝う飾りなどに書くことばとして用いる。がせい。賀春。
2.  お雑煮 : お雑煮は一年の無事を祈りお正月に食べる伝統的な日本料理。
3.  正月 : 一年のいちばんはじめの月。むつき。いちがつ。しょうがち。
4.  舌鼓 : 〔「したづつみ」とも〕おいしい物を味わったときに鳴らす舌の音。
5.  初詣 : 正月、その年初めて神社や寺に参詣すること。はつまいり。
6.  勝手 : 他人のことはかまわないで、自分だけに都合がよいように振る舞うこと。また、そのさま。 
7.  手間ひま : 手間とひま。労力と時間。
8.  創業 : 事業を始めること。会社や店を新しく興すこと。
9.  三が日 : 正月の元日・2日・3日の3日間。〔ふつう「三ヶ日」「三が日」と書く〕
10. 日替わり : 毎日変わること。
11. 煮干し : カタクチイワシなどの稚魚を煮て干したもの。主にだしをとるのに用いる。だしじゃこ。いりこ。
12. 鹿 : (「しし」は猪(いのしし)、鹿の類の総称) 「しか(鹿)」の古称。
13. 練り物 : 加熱しながら練りあげて作る金団きんとんや羊羹ようかんなど。
14. 牽引 : 大きな力で引っ張ること。引き寄せること。
15. 財界 : 政治や社会に対して影響力をもつ、大企業を中心とする実業家や金融業者の世界。経済界。
16. 濃厚 : 濃くあついさま。こってりとしたさま。きわめて濃いさま。色、味、匂いなど五感に受ける刺激の強いさまをいう。
17. 投入 : 物を投げいれること。投げこむこと。
18. 繁栄 : さかえること。また、そのさま。繁昌。
豊かにさかえること。さかえて発展すること。
19. イノシシ : 《「猪(い)の獣(しし)」の意で、「しし」は食肉用のけものをいう》偶蹄(ぐうてい)目イノシシ科の哺乳類。体長約1.4メートルで、首が短く、背面に黒褐色の剛毛がある。雄は犬歯が発達している。夜行性で雑食。
20. 在庫 :  一定時点での生産者、販売業者の材料、仕掛り品、製品、商品の手持ち量。


 

인쇄하기